疑惑

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 マリア「パパ達、凄いわね?」  リク「そうですね?父上と母上がそこまで凄い神様だとは知りませんでしたね?」  聖「私も初めて知ったわ」  ミカエル「アナタ達はつい最近まで人間だったですからね?」  エリサ「私も聖と知り合って凄い世界に飛び込んだわね?」  ジェーン「私達もですよ?」  ステラ「そうだな?エリサの事も凄かったがな?聖はスケールが桁違いだな?」  聖「アッハハハハ♪」  ミカエル「聖さん?笑い事ではないですよ?」  「ハァー。アナタ達は凄いですね?神様と平然と話しているなんて?」  ベルモット「ルエルや?そうではないぞ?聖の正体を知った時に儂は魂が抜けたからのう?」  「え?」  ベルモット「まあ、ルエルに回し蹴りを食らってこの世に戻って来れたがのう?」  「あの時………」  ベルモット「ありがとうのう」  「いいえ、私は抱きつこうとしたアナタを蹴ってしまいました」  ミカエル「聖さん?」  聖「何?」  ミカエル「聖さんの正体を知っている人間はどの位居るのですか?」  聖「どの位って?エリサのご両親に執事長バーストさんに料理長と私達の両親と兄さんだね?」  ベルモット「うむ、そうじゃのう」  ミカエル「まあ、聖さんのご家族はともかく…………なんでエリサさんのご両親達まで?」  聖「エリサはこの国の王族だからね?父さん達も逢っているよ?」  ミカエル「え?王族?」  エリサ「はい。私はこの国の王女です」
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