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「え?貴女?この国の王女だったの?」
エリサ「はい!けど、私は王女の時は素顔を隠していますので、私が王女だと知っているのはごく一部の人達だけです」
ミカエル「貴女も正体を隠しているのですか?」
エリサ「はい、私を利用をしようとする人間がいますので」
聖「それにエリサは次期女王なのよ」
ヒルド「なんと!?そうじゃったのかえ?」
エリサ「はい」
ミカエル「王妃様が使い魔をトール様のお子様にした理由が判った気がしますね」
ベルモット「秘密を共有しておるのじゃ。互いに補う事が出来るからのう?」
聖「そうですね?けど、私達が来た時、生徒達は何も言わなかったわね?」
ジェーン「私達が強く言っておいたからですよ?」
ステラ「お前達に変な言葉を掛けた奴は留年もしくは退学だとな?それと教師達にも聖達を探るなとクギを刺しておいたが………」
ベルモット「教師達は儂がなんとかしよう。と言っても聖達の履歴はエリサと同じように教師といえども勝手に閲覧が出来ぬがのう」
マリア「学園長?私もですか?」
ベルモット「そうじゃ。マリアも入っておる」
マリア「そうですか」
ジェーン「学園長。明日、学園を臨時休校に」
ベルモット「うむ、そうじゃのう。ガルーガとアルフレッドの後処理と全学園内の移動水晶の点検及び修理。そして、禁忌召喚の後処理じゃな。これらは学園を臨時休校にせぬと教師達が対応が出来ぬからのう」
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