第1章:魔法が使える世界

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俺と姉さんは二人暮らし。 親は………いないらしい。 いないらしい、というのは俺は親を知らない。 まあ姉さんは知ってるだろうが俺は気にしてないし興味もない。 トントン 「姉さん?エリ姉ー?」 ………… なにかあったのだろうか 「…入りますよーっと」 俺はドアを開けてベットを見た。 「なんだ…まだ寝てるのか」 俺はエリ姉を起こすためベットに近づいていった 「エリ姉………起き」 ムギュッ 「起きてるよー♪おはよ、我が愛しの弟よー♪」 俺は抱きつかれていた 「ちょ、抱きつかないでよエリ姉!起きてたなら返事してくれ…」 「えー、カイくんが私にえっちなことするかなーって待ってたのだ♪テヘッ」 「ないない!血がつながってるし!そういう気は一切ない!」 「そんなこと言わないでよ…ちょっとショック…」 エリ姉は肩を落として下を向いていた 「エリ姉さん…べ、別にエリ姉が魅力的じゃないとかそういうのじゃなくてだな…」 俺はエリ姉の顔を見ようとした時 「…………いただきっ」
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