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結局一緒に風呂に入りその後は俺のベッドで高橋にむさぼり尽くされた 「20年分の想いだ 受けとれ」 うつ伏せてる俺の背中に舌を這わせて 今日だけだなんて思うなよと高橋は言う 俺は怠い身体を動かして高橋を見つめ手を伸ばす 「受けて立つぞ高橋 俺だってあの学校を卒業したんだからな」 「ははっ違いねえや」 キスをされながらベッドに押し倒され 俺はまた高橋の背中に爪跡を残した 高校を卒業して20年めの出来事だった 終わる
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