からかうな。

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───────ドン…っ!! 移動教室のため、俺は一人で視聴覚室へ向かっていた…その時。 それは本当に一瞬の出来事のように感じた。 「ねぇ、俺と付き合ってくれない?」 階段と階段の間の狭い空間。 いつもは人が通っている場所なのに、その時だけ何故かやけに静かだった。 その静かな空間の中で、目の前の相手が俺と壁を挟んだ時に出来た音だけが響いていた。
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