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勇者1「そもそもお前は誰だ!!」
クウト「今更ですか?
まぁ、良いでしょう。
僕は一応この国の最高権力者、死帝と申します。
どうぞ、お見知り置きを」
勇者3「死帝?
そんなもの聞いたことないわ!!」
クウト「もしかして、この国のことを調べて居ないのですか?
僕が新たな帝として就任したのはつい最近のこと。
皆さんが来る前に調べているのならば、知っている筈ですがねぇ」
勇者2「うっせぇ!!
早く魔王を出しやがれ!!」
何、此奴は単細胞なの?
さっき言ったことも理解できないの?
クウト「此処に魔王は居ないと言っているでしょう?
これ以上此処を攻撃するのなら、この国に戦争を売ったとしますよ?
自動修復の魔方陣が組み込まれているから良いものの、もし無かったら、この学園の生徒に危害が及んでいたでしょうねぇ。
何も関係無い人達が、守る立場にいる筈の勇者に攻撃され、死者を出したとすれば…
大変なことになりますよね?」
勇者はな話が通じないと理解したので、この言葉は映像を観ているであろう各国の王へ向けた。
エスポワール王国は、平和主義としているが、軍事力はとてつもなく高く、世界に与える影響も大きい。
そんな国に勇者が喧嘩を売ったとすれば、各国の王などは大慌てだろう。
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