窓際マネージャーと現状打破

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皐月「~♪」 皐月が楽しそうにテレビを見ている。 そこには野球の試合が写っていた。 結衣子「皐月ちゃん、本当に好きなんですね、野球。」 皐月「せやろか。…まあ、野球以外も好きですけど。」 モニカ「やっぱり、カンサイということは、好きな球団は阪神ですカ?」 皐月「ナチュラルにオリックスという選択肢を消すのはやめてやれや! …まあ、贔屓にしとる球団は……全部やなあ。」 篝「意外だね。そういうのって、一つの球団を応援するものだと思ってたけど。」 皐月「せやなあ、それが普通…なんかな、やっぱり。 でも、うちは全球団応援するタイプやで!せやから、その日にどの球団が勝っても上機嫌やでー!」 冥菜「でも、全球団応援、ってどうやるの?」 皐月「一球団に一人以上、好きな選手を見つけるんです。 そういうわけやから、どの球団が勝っても、贔屓選手がおるから、喜べるんですわ!」 結衣子「…なるほど…参考にしましょうかね。野球見ないですけど。」 皐月「さ、さよか…」 最後の一言は確定的にいらなかった
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