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冥菜「ねえ零矢君、私ってどんなお仕事がむいてるんだろうね…」
「…なんとも突然だな」
それは、冥菜と話し始めて、しばらくしてからの事だった。
「しかし、何で俺なんだ?お前なら、知り合いくらい、廊下を歩けば出会えるだろうに。」
冥菜「…駄目なの。皆、上の空。」
…まあ、時期が時期だからなあ。
冥菜「零矢君なら…違う視点から意見をくれるかなって…」
なんたって窓際のスペシャリスト。教室のガラパゴス出身だからな。
「……………そうだな…
……………うーん…アイドル、なんてどうだろうか…」
冥菜「アイドル!?…………アイドル………アイドル…………!………アイドル!!
ありがと、零矢君!聞いて良かったよ!」
「……そう、そりゃ良かった。」
冥菜は何かを感じたように、満面の笑みを浮かべた。
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