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目をこすり体を起こす。よせばいいのにベッドの近くから聞こえる声の方向に視線を向けました。
「…………」
見たことのない物体に固まりました。それは河童のようなシルエットで何故かとても小さく、私は固まったままそれを凝視してました。
「………………」
不思議と恐さは無かった私。ですが声が聞こえなくなりバッチリ目があった瞬間にその物体が増殖を始め一体から数十体に増えたのです。
「ぎぃゃああああああ!!」
余りの数に恐怖しか感じなくなり渾身の声で泣き叫んだのは今でも覚えています。
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