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「でも、友達がお母さんになるなんて不思議ね。いつまでも自分と同じように考えてたのに、いつの間にか真由子は、奥さんで、お母さんで…」
そこまで話して、ふと、恭一さんと目が合った。
彼はちょっと複雑そうな考え込むような顔して私を見ていた。
もしかして、なんか、私…結婚急かしてるように思われた?
ち、違うのよっ。
「まあ、あの性格は、学生の頃から変わりようもないけど」
慌ててそう言って、笑いかけて誤魔化したけど。
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