第1章
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薬指にはリビングに置いたケースに入れておいたはずのダイヤのリング。 二人の様子を窺っていた周りの女子から『きゃあ』という歓声が上がった。 「じゃあ、しばらくこの指輪でよろしく。すぐにお揃いのを一緒に選びに行くつもりだから」 彼はわざとらしく微笑んで、当たり前のように淡々とそう言い放って営業に帰って行った。 不意打ちにも程があると思う。 頬が熱い。 もう私、きっと耳まで真っ赤だ。
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