第1章

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「そういう事だったんですか、おめでとうございます」 沢田さんが興奮したように上気した顔で、私の手を握ってぶんぶん振り回して言った。   「やだぁ、貴島さんかっこいい」   「うらやましい」 とか、女子に言われ、囲まれてちょっとした騒ぎになってしまった。 そして、こんなにもあっさりとあんなに悩んでた事が消えてなくなった。
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