第1章

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「そういうことがわからない所もいいのかなって。貴島さん」   「なんか馬鹿にされてる気がするんだけど」   「いいじゃない。愛されてんだから。いい人に出会えてよかったね」    ”愛されてる” 今回のことで自分のダメさ加減に嫌になったけど、恭一さんはそんな私もひっくるめて愛してくれてる。 うれしいけど、照れくさくて。 「……うん」 そう返事をした私の頬はやっぱり赤くなった。          ~fin~
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