第1章

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濃姫様は 生駒様の顔に視線をうつすと、 まばたきをされた。 「生駒の娘よ、 わたくしはまだそなたが織田の城に住むことを許したわけではない 桶狭間での働きをねぎらうために 一時的に信長様がそなたらを城内に呼んだことーー それを忘れぬように…」 そういうと濃姫様は自室へと下がっていかれた。
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