第1章

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何もわからぬ三七は 同じ年頃の茶筅丸様のもとへとことこと歩いていきました すると生駒様が 「茶筅丸、そのお子はそなたと年も近いーー 向こうで仲良く遊んでおいでーー 奇妙丸、そなたも五徳姫もつれていきなさいーー」 と口を開けれました 侍女らを伴って 子は皆、部屋をでました。 残されたのは信長様、濃姫様、吉乃様、そしてわたし…
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