第2章 変化

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黙々とすごす日々の中。 あれからどれくらい時間がたったのか。 遠い記憶のように思えるときもあれば。 つい昨日の出来事のように思えるときもある。 それでも、日々の仕事に夢中になり、作業に追われていると。 何もかも悪い夢だったと、忘れそうになる。 そんなときは、決まって海が荒れる。 怒っているのか。 泣いているのか。 もう、俺にはわからなくなっていた。
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