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ドームにて―…
『はーい♪皆様、我が主の為に集まってくれてありがと~♪』
って普段は雄之の専属メイドをしている人がニコニコしながら司会をしていた。
『みなさーん!お揃いですよね?』
「良かった間に合って…」
若菜がそう呟く最中、揃ってるか司会が尋ねていて…―
(なんかライバル多いな…不安…。でも、負けない。)
そう、私には確信があった。
あの日に決まっていると思った。
―…
―…
―…
―…
―…
幼少期―…
私は雄之と浜辺に座る…―
「ねぇ」
『なんだい?』
「私たち、ずっと一緒だよね…??」
『え…??あ、うん。』
私が聞くと彼は頼りなさげに答えた。
今、思えば気持が伝わってるかすら不安だったが…―
「じゃあ、雄之君が旅立つ時は私を連れて行ってね?」
『?…もちろん。若菜は頼りになるしね。』
私が聞くと雄之はニコニコしながら今度ははっきりと答えた。
意味合いはともかく…嬉しかった…―
―…
―…
―…
―…
―…
さん―…
なさん―…
若菜さん!ドームにて―…
『はーい♪皆様、我が主の為に集まってくれてありがと~♪』
って普段は雄之の専属メイドをしている人がニコニコしながら司会をしていた。
『みなさーん!お揃いですよね?』
「良かった間に合って…」
若菜がそう呟く最中、揃ってるか司会が尋ねていて…―
(なんかライバル多いな…不安…。でも、負けない。)
そう、私には確信があった。
あの日に決まっていると思った。
―…
―…
―…
―…
―…
幼少期―…
私は雄之と浜辺に座る…―
「ねぇ」
『なんだい?』
「私たち、ずっと一緒だよね…??」
『え…??あ、うん。』
私が聞くと彼は頼りなさげに答えた。
今、思えば気持が伝わってるかすら不安だったが…―
「じゃあ、雄之君が旅立つ時は私を連れて行ってね?」
『?…もちろん。若菜は頼りになるしね。』
私が聞くと雄之はニコニコしながら今度ははっきりと答えた。
意味合いはともかく…嬉しかった…―
―…
―…
―…
―…
―…!―…
「?」
私が過去に思いを寄せていたら、司会に呼ばれた。
『早く彼方に移ってくださいね~♪ぼーっとしてるなんて、やる気あるんですかぁ~?』
「…すいません」
私は司会の言葉に傷つきながらも観客席?みたいな場所に一番遅れながら移動した。
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