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<あとがき>
「歌を聴いて短編を書こう」シリーズ第9弾です。今回取り上げた曲は、中島みゆきさんの「狼になりたい」です。
たぶんご存じの方はいないかも、というくらい古い曲ですが、今回参加させていただいたクリスマスイベントにどうしても書いてみたかった、やるせない悲しみといらだちを隠せない、若さにあふれた曲です。
夢を見続けることがいつも正しくて、そして幸せだとは限らない。
人は大人になるために、何かを我慢したり、あきらめたりします。
でもそれをできる人の方が、案外幸せなのかもしれません。
ならばせめて「夢を見るためだけ」に生きていた時間は、無駄ではなかったのだと思いたい。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
<美森 萠さん、素敵なイベントに参加させていただき、ありがとうございました>
柴谷 潤
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