本編プロット1

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朝食は向こうで取るとして、着替えて出掛ける。 それから、ギルドに着くと、 『また寝坊したのね?』 百合子が怒っていて、腕を組み聞いてきた。 『おねえちゃん起きないんだもん。』 海斗は可愛く言い訳をした。 「あはは」 その笑みを、遠くで水速がそわそわしながら見ていた。 一先ず朝礼。 内容は大したことはなく、淡々と百合子が業務連絡をした。 若菜はこくこくと眠っていた。 朝礼が終わると 水速が若菜の元へ来て。 『わかなねぇ!』 嬉しそうに抱きついた。 その様子を物凄い形相で見ていた海斗。 おねえちゃんは僕のなのに… 海斗はそう思って睨んでいたが、水速は気づいてなかった。 「どうしたの?」 若菜は水速が来た理由を聞いた。 『用がないと来ちゃダメなのかよ…』 残念そうにする水速。 『おねぇちゃんパーティー組もう?』 海斗は話をすり替えようとしたが 『俺も組みたい。』 水速は便乗してきた。 『あ、わたしもいいですか?』 今度は、ギルド外部だけど、イツ面のユミも話しかけてきた。 「じゃあ、みんなでいこう」 パーティーメンバーは多い方がいいので若菜はそう決めて言った。
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