第十六章 過去の記憶
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歩兄さんの言葉が終わると景色がガラッとかわる。 今度は見覚えのある。 私たちの幼い頃の記憶。 私達三人が学校の帰宅時に呪いにかけられてしまったと思った日。 あれ?…私と冬夜兄さんしかいない? どういうこと?
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