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ギリリッ!!
赤音の形のいい尻肉を、雨京の、その美しい顔からは想像できない強烈な握力がつねり…いや、むしろひねりあげたのだ。
「いででっ!! いででで!!」
ギリギリギリリッと、更に恐るべき力を加えてひねられる尻……
雨京は、そんな渾身の力を加えているとは思えない涼しげで冷静な顔で
赤音にときめいていたGANSA職員くん達に話しかけた。
「それ(メンテ)……、すぐおわりますやろ?」
「「はっ…!? はっ…はい!!!」」
炎帝丸を抱えた二人が、顔面蒼白となってビクッ!!と跳ねる。
ギリッ!!
「い"ーーーっ!!」
「ほな、技術部戻って早よ済ませておくれやす」
淡々とした京言葉の最中にも、赤音の尻肉は引きちぎられんばかりにますますひねりあげられている……
薄手のピッタリフィットした、皮のパンツごとちぎれそうである。
流石に男の嫉妬は、ハンパではない。
「終わったら、一階受付へ預けてくれはったら、帰りに取りに寄りますよってなぁ……」
「それで……
“ええ”ですやろ?」
ギンッ!!
血も凍る怒涛の睨みが、可哀想な二人を直撃。
「「ひっ……ひぃぃいい!! はっ…はい!!! 一釈副会長さまっっ!!!」」
思わず二人とも、声を揃えて悲鳴をあげ、大剣を抱えたまま、逃げるように部屋を出て行った。
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