『 飴玉ひとつ 』
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桃?苺?それとも林檎か。 「それ何味?」 気の利いた会話もできなく て、何かきっかけがあればと 思っていたところだ。 そんな想いを知ってか知ら ずか、恋人は漫画に夢中で先 ほどから気のない反応しか返 って来ない。
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