『 飴玉ひとつ 』

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   「んー」  「っ!?」   まるで気のない返事をする  ような声が、すぐ近くで聞こ  えた。   押さえつけられた額にかか  る重みに後頭部がベッドに沈  む――   すぐ目の前で白い喉が小さ  く動くのを見た。
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