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孤独で胸が裂けるぐらいの苦しみを感じていた。
でも、ユウコが声を掛けてくれた。
孤独じゃない……。
安堵感で心に落ち着きがうまれた。
「ねえ、私たち、友だちでしょ?」
ユウコが言った。
「うん」
マリカが笑顔で頷く。嬉しさで心臓が爆発しそうだ。
「おいしいショートケーキがあるんだー。取ってくるねー」
ユウコが部屋を出て行った・
マリカは立ち上がり、廻りを見渡す。
学習机を見ると、教科書もノートも参考書も置いてなかった。キティのぬいぐるみ1体と写真立てがあった。
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