第6話 友だち

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写真立てを覗く。驚嘆した。 イケメンの男とユウコがツーショットで映っていた。唇と唇を重ねていた。   ガチャ。   ドアの音がした。見るとユウコがいた。   気付かないうちに見てはいけないものを見てしまったのだ。   これで友情は終わり……。   恐れ慄いた。 「ごめんなさい……」   まじめな小学生のように素直に謝る。 「別にいいのよ」   ユウコは平然としている。マリカは安堵した
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