第7話 セックス映像

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ユウコがアスファルトを茶の皮靴で一歩一歩進んでいく。 朝の光はかつてないほど眩しかった。   校門をくぐり、玄関に入る。「海波優子」と書いてある靴箱から内履きを取り出す。   男子の声が耳に入る。 「おい、ユウタ。ちょっと来いよ」   声は慌てている。 「何だよ、朝から」 「ダイスケからメールが来たんだけど、2年1組がすごいことになってるらいいよ」   2年1組……。私たちのクラスだ……。
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