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とある街でのこと。
世界の大泥棒ルパン三世とならぶと言われるアーリーがこの都市に降り立った。
アーリーは綺麗なブルーの瞳にブロンドの髪をなびかせていた。
「ここかぁ。つぎの“獲物”は…」
と、ある宝石の写真を見ながら呟いた。
その宝石の名前は“ピンクダイヤモンド”
ピンクパンサーの映画でも知られるこの宝石。
それを狙う泥棒は世界でも数知れず。
その情報を仕入れたアーリーはこれを狙いに来た。
「本物かどうかはわからないけど兎に角狙う価値はありそうね。もしかしたら“あの人”にも会えるだろうし。」
などと呟いていたその時。
『ドンッ』
アーリーはある人とぶつかってしまった。
「ごめんなさい!よく前を見てなかったもので。本当にすいません!」
必死に謝っていると。
「怪我はないかい?お嬢ちゃん?」
それは聞き覚えのある声だった。
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