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再びの千季の家。
女性「千季、戻ってきたのね」
千季「……」
女性「そうよね。貴方の家はここしかないものね?」
千季「……」
女性「あの人達は誰だったの?」
千季「……」
女性「答えなさい、千季!」
女性は千季に手を挙げた。
物影から中を覗っている助。そこにオストが声を掛ける。
助「……」
オスト「やっぱりひどい…」
助「オスト」
オスト「助けるんでしょ?」
助「うん…」
オスト「助?」
助「千季が昔の俺に見えるんだ…」
オスト「え?」
助「でも、俺の時はあんなにひどくなかったよ」
オスト「……」
助「だから、千季を助けたいんだ。できるだけ早く、あの地獄から救いたいんだ」
オスト「うん。俺も手伝うよ」
助「ありがとう、オスト」
オスト「どういたしまして」
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