第1章 閉じ込められた私たち

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ジャック視点 俺はここに閉じ込められた理由が分かる。 良く見ればいいんだ。 皆、テレビに出ている。 まず、刹那。力がすごく、頭脳もある天才少女。人間離れした力が悩み。 そのためか病院に通っている。 その次は空。その色気で相手を誘惑し、殺す。正直俺も洗脳されそうになる。 その次、晃。二重人格のそいつは裏人格が殺人をする。人格を消すため沢山の精神科で受診。 次、ルリエ。世界で注目されているテロリスト。日本でも、母国でも、イタリアもすべてを破壊する。 次、イェンス。銃を使いこなす悪者だ。泥棒、殺人。お構い無にやる。 最後。男。本名「渚 靜」(なぎさ しずか)偽名は「雨宮 暢彦」(あまみや のぶひこ) ナイフ使いの殺人犯。 俺はそこらの殺人鬼だ。 元探偵だがな。 俺もこいつらもテレビや新聞で出ている。 だが、刹那、男、俺は顔が伏せてある。写真が撮れないのと、プライバシーの問題で。 空、晃、ルリエ、イェンスは仮面をかぶっていたり、外見を変えているため、 殺人鬼関係には見えないだろう。
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