第2章 男の過去

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男視点 あははは!!楽しいわぁ・・・楽しすぎて止められそうにないわ!! こんなおもろいことは久しぶりやなぁ? お前を殺したときや。クソババァ。 そりゃ、6年前だったかなぁ? 俺は14やった。 平凡に暮らしとったわ。穏やかに、優しい両親と一緒に。 でも、そんな日常は崩れて行くんや。 自分で言うのも難や。だが、成績は良かったん。 皆に愛されていた。とおもっとった。 ちゃうっつーことは14のとき分かったわ。 俺、逆や。 本当は愛されてなんかない。 そう分かる。 理由は簡単や。 ウチのクラスのクソババァを親は信じたんよ。 実の一人息子よりも、ババァの方が信頼しとるんね?
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