第1章 閉じ込められた私たち

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「それで、皆分からないのか?」 私は皆に問う。そうすると、はいと空の返事が返ってきた。 「お、俺、病院色々なところ行ったけど、ここは知らない・・・」 晃は静かに言った。空はにこっと笑って晃のほうへ行く。 「大丈夫ですよ。これからいろんなことが分かりますって。」 晃への笑顔は心配ではなく恋愛に見えたのは私しかいないか? というか晃はなんかすげえうれしそう。 「ま、皆知らないんだし、探索すればいい話だろ?」 ジャックはそういうと、俺先行くと言って去った。 「・・・先にジャックさんが行ってしまったということは、6人ですね・・・何とか割り振り出来そうですね。」 空はそういうとにこっと笑い、二人グループにしましょうと言った。 「じゃあ、私、晃さんと行きますから!じゃ、何か分かったらここのホームで会いましょう!」 空は晃の腕を抱きしめるようにすると、その場から去った。 「じゃあ、グッとパーで分かれましょしようよ!」 ルリエは手を差し出した。 「グッとパーで分かれましょ!」
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