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「そうですねえ…」
殺人鬼が私をちらりと見て頷く
今の私の服装?
ああ、制服のブレザーだ
この格好が怪しいのか…
ってかトンショってどこ?
この人達の基地みたいなものなのかな
殺人鬼の住処に連れてかれるってこと?
それって絶体絶命じゃない
逃げなきゃ殺される
動けよ足!今動かないでいつ動くの!
気持ちだけが焦って依然として力の入らない足に苛立つ
すると殺人鬼は私の前にしゃがんで微笑んだ
「うわあ凄く怯えちゃってる
ごめんね、少しだけ眠ってて?」
首に強い衝撃を感じた瞬間私は意識を手放した
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