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自分が今いる時代がわかってとりあえず安堵していると首に何か冷たいものが触れた
「ねえこっちはそちらの質問に答えたよ?
次は君が答える番だよね
君は何者で、僕達の敵なの敵じゃないの」
笑みを消した総司さんが無表情で私に刀を向けていた
背中に冷たい汗が流れる
私が何も答えられないでいると総司は溜め息をつき
「あのさ、さっさとしてくれないかな
ずっと黙ってると思えば訳が分からない質問してきてさ
もう僕面倒くさくなっちゃった
まだ黙り続けるなら殺すよ?」
と、刀を握る手に力をこめた
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