第1章

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「団子ごときでそんな文句たれてんじゃねえ!そもそもこいつはてめえが連れてきたんだろうが!」 「今の話聞いてなかったんですか あの団子は特別なんです団子ごときなんて言わないでください それに無抵抗の人が斬られそうになってたんですよ 普通は助けますよね 助けた人がたまたま変な格好をしていた 何となく気になったから連れてきた それだけじゃないですか この人どうみたって思想なんて持ち合わせていないじゃないですか 何でわざわざこんなことしてまで身元を割り出さないといけないんですか」 う、うわあなんか言い合いが始まっちゃったよ 斎藤さんはこの言い合いを止めるつもりもないようでただじっとしている
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