第1章

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「さ、さいとーさん…?」 目の前にいる青年 よく見ると美形 返り血を浴びてもけろっとしてるし、慣れてる? え、殺人鬼みたいなものですか 今更になってあしがガタガタだよ 追い討ちをかけるように鉄の臭いが鼻腔をくすぐる 「大丈夫ですかー?さいとーさーん?無視しないでくださいよー」 顔を覗きこんでくる殺人鬼 怖いです あと、私さいとーさんじゃないです あんどーさんです 人違いですごめんなさい
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