第1章

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ガクガクと激しく肩を揺すられて脳も一緒に揺れる揺れる 極度の恐怖と合わさって気持ち悪くなってきた…… 早くこの手を離してくれないかな… 「おい、そんなところで何をしている」 突然背後から別の男の声 それと同時に殺人鬼の手が離れた 力が入らなくなった私はその場にへたり込む 「あれ、さいとーさんじゃないですか それではこの人は一体誰ですか?」 殺人鬼が首をかしげて男に尋ねる 「俺が知る筈がないだろう だがその服装は怪しい、頓所に連れて行くぞ」 …マジすか
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