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クラゲの怪物は触手を伸ばし、影哉を水面に引きずりこむ。もちろんながら炎の戦士であるマイティフォームにとっては不利な状況であった。しかも敵は速い。紫のクウガでも上手くは対抗できないだろう。
その時!
前と同じく、アークルの色が変わる!今度は青だ
影哉「!……変身!」
すると青い装甲に身を包まれた流水の如く敵を葬る戦士 クウガ ドラゴンフォームへフォームチェンジする
影哉「はぁ!」
そのジャンプ力とスピードで怪物を追い詰め、反撃に出る。
影哉「てやぁ!」
「グルハァ!」
そして止めのスプラッシュドラゴンで敵を粉砕する
影哉「やった…!皆は!?」
もうそれは手遅れで、今回襲われた人たちは皆息を引き取っていた
次の日影哉は普段と同じく学校に登校し、普通の日常を送る
はずだった
影哉「あ、おはよう!」
生徒「…」
影哉「?」
何故かは知らないが、皆からの返事がない。影哉は未確認生命体達の仕業ではないかと一瞬目を過ったが、それは間違いなく自分が無視されているという光景だった
すると生徒の一人が言った
生徒A「お前…化け物なんだろ…」
影哉「え?」
生徒B「大道寺から聞いたんだよ!お前が化け物に変わったってな!」
影哉「大道寺…まさか莉奈が!?」
生徒A「あぁ、そうか!というか近寄るな化け物!」
影哉はクウガに変身した。ただそれだけの理由で化け物扱いされた
~体育~
ガン!(ボールが影哉に当たる音)
生徒c「あっ、ごっめ~んwあたっちったー」
影哉「…」
生徒d「んだよ、そんな顔しやがって、喧嘩売ってんのか?」
影哉「それはこっちのセリフだ!」
こうして、未確認生命体等による事件はないものの学校でのいじめ、喧嘩の日々が一週間、一ヶ月と続いた。
そんなある日
影哉「…」
?「おい、大丈夫か?」
影哉「戒人…」
戒人「その様子だとまたか…」
家紋戒人。今の学校の現状で、唯一影哉のことを信じる人である
戒人「正直あんなやつら気にするな、お前はお前のやりたいことをすればいい」
影哉「だよな、いつもありがとう」
※決してホモではない
すると遠くで悲鳴が聞こえた気がした
影哉「あれは…」
それは遠くで化け物に市民が襲われる姿だった
「ギシャァァ!」
影哉「はぁ!」
ドンッ!
影哉「はやく逃げて!」
キュィィイン。
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