第1章 クウガ編

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影哉と戒人は電車に乗り、京都へやってきた 影哉「京都か…久々に来たな!というかやっぱ綺麗な街並みだ」 そこにはビルが建ち並んだり、大きなショッピングモールがあったり、綺麗な街並みが広がっていた ?「影哉さんたち!」 戒人「お、きたか」 ハイド「はい!遅くなってすみません!」 天野 拝戸。影哉達とは昔よく遊んでいた仲で、今もSMSや、京都にたまに来る等して連絡を取ったりしていた。呼び名はハイド 今回は未確認生命体が京都に向かった可能性があるとの情報を聞き、影哉達の元へ駆けつけた ハイド「その未確認生命体なんですが、まだ出現した試しがありません」 戒人「そうか、なら間に合ったということだな」 影哉「そりゃ、良かった!おっと…再開したのは良いが、今は手分けして未確認生命体を探そう!」 ~警視庁~ 警視庁では敵の正体を探るべく会議が開かれていた 一条「ほんとに正体が?」 桜子「ええ、今回注目したのはある動物等をベースにある能力を持っているというところです。例えば影哉君が以前遭遇したとされる象型の怪物、あの怪物の場合ベースは象…そしてそれとは別に象とは思えない力。 プールに出現した、クラゲをベースに、水中での活動速度の速さ…」 杉田「それがどうかしたか?」 桜子「はい、今まで現れた怪物達は皆、何かの動物をベースに、何かの動物の特長や物質の特性をあわせ持ってると考えられます。その例として今回の未確認生命体は、コウモリ型の未確認生命体をベースに、毒ガスを放つ性質を持ってます」 榎田「つまり、二つ以上の生物や物質の力をあわせ持つ厄介な敵ということですね」 一条「二つの以上の生物を組み合わせた怪物…」 桜子「そうですね… 合成獣とでも呼ぶべきでしょうか」 榎田「決まりね」 杉田「これより警視庁は未確認生命体、及び合成獣の撃退を任務として遂行させる!」 ~影哉達は~ プルルル 影哉「はい、もしもし!…合成獣…」 戒人「どうした?」 影哉は電話から伝えられた敵の正体を戒人やハイドにも教える 戒人「ということは…人間の姿をしてても中身は別の生き物って可能性も…」 ハイド「もはや、外にいる以上は警戒を怠らないようにですね」 その時丁度遠くのビルの屋上に立った合成獣の姿が見えた。この前影哉が逃した敵だ!
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