第1章 クウガ編

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戒人「しかし色々あったなぁ…」 影哉「ゴウラムを呼び出せるようにもなったし、女性も救えて…なにより皆の笑顔を守れたから!」 戒人「そうか…それがお前の生き甲斐だもんな」 キィィィイ!電車が急停車する 戒人「なんだ!?」 アナウンス「現在◯◯線は××駅での人身事故のため運転を見合わせております」 戒人「だろうな…」 影哉と戒人に何か嫌な予感が走る 数分後、再出発した電車は無事茨木駅に着き、影哉達は事故の真意を知る 影哉「…先生…」 戒人「沢渡先生!」 なんと事故にあっていたのは他でもない、沢渡桜子だった 影哉「なんで…」 ~ 「今ごろやつらは戸惑ってるだろう」 「だな」 「やつらの身の周りの者から殺害していく私たちの戦法が吉と出たな」 沢渡桜子の人身事故から約一週間が経とうとしていたある日、影哉達を不思議な出来事 そして、ついに敵の大幹部達が姿を現すのだった 影哉「…」 戒人「まだ悩んでいるのか…今悩んだだって何も変わらないぞ」 影哉「わかってる…けど、敵の糸口がわからないんだ!敵は…何を考えて…」 戒人「ちょっとトイレにだけ行ってくる」 戒人はトイレに行くフリをし、外でじっくりあることを考えていた。影哉と同じく戒人も今回の敵の目的がわからずモヤモヤしていたのだった 影哉「…」 ピリリリリリ!影哉のスマホが鳴る。一条からの着信だ 影哉「一条さん?」 一条「すまない…桜子さんが入院されてるんだろ?」 影哉「はい!それが…」 一条「こちらも、杉田さんが敵にやられた」 影哉「あの人がですか!?…それって一体」 一条「あくまで俺の推測にすぎないが、敵は俺たちの周りの人間から殺害していく行動をとってる可能性がある」 影哉「なるほど、たしかにそれなら辻褄が合う!」 一条「…次のターゲットは…大道寺莉奈の可能性がある」 影哉「え?」 一条「桜子さんから話は聞いた…お前にとっては助けにくい相手から知れんが…頼む」 影哉「…」 影哉は一瞬迷った。全ての人を笑顔にしたいとは言った。しかし、彼女は平気で人を裏切るような人だ。流石の影哉でも戸惑いはある 影哉「わかりました…やります」 ~ 戒人「何か解決策は… 」 その時戒人の前に合成獣が現れる 戒人「やべぇ!」 しかし合成獣は東の方角へ向かった 戒人「why!?」
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