第1章 クウガ編

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これは五代雄介がクウガとして世界を守っていた頃から数年が経ったある日の出来事。 「行ってきます!」 そう言うとある少年は今日も学校へ登校するのであった。 少年の名は火野影哉、どこにでもいるような普通の学生…というわけでもなく勉強、運動、何においても中途半端なちょっと変わった少年であった。 そして学校では… 生徒A「昨日のニュース見たか?」 生徒B「あれだろ?なんか登山者がいきなり変な化け物に襲われたっていう」 影哉「変な化け物?」 実は先日、この学校の付近の山で登山者が見たこともない異生物に襲われるという事件が発生したのだ。現在は警察が取り調べを行っているため立ち入り禁止となっている 生徒A「今日の放課後俺たちでちょっと調べに行かないか?」 影哉「大丈夫なのか?そんなことして」 生徒A「確信はないけど…無茶しない程度なら大丈夫だろ」 こうして放課後、その山に行くことになった。警察の目をくぐり抜けなんとか森の内部へ侵入する 生徒B「来たのは良いが…なんか奇妙だな」 生徒A「ん?おお!なんか遺跡みたいなのがあるぞ!」 それは確かに遺跡…いや、正式には洞窟の入り口というべき穴があった 影哉「入ってみるか」 中は通路が狭くほぼこれといった物は何もない。ただ、奥に何か光る物があるのは確かだった 生徒B「あれは…」 「ギシヤァァァァァ」 その瞬間何者かが洞窟内に入ってきた 生徒A「で、でたぁ…昨日の化け物だ!」 少年たちは必死で逃げた 逃げてる最中それぞれはぐれ、どこであの化け物と遭遇するかもわからない状況となった 影哉「まずいな…そう言えばあの光…」 影哉は先程見た光の正体が気になり、光の元へ向かった。 その光の中にベルトらしき物が見えた。その瞬間! (お前に戦う覚悟はあるか) 何処からか不思議な声が聞こえる 影哉「誰だ!」 (お前に戦う覚悟はあるか) 返事はない。同じ台詞を何度も言われるだけだ。そして化け物が影哉の背後へと迫り来る 影哉「まさか!もう来たのかよ!」 しかし化け物の狙いは影哉ではなくベルトの方だった。影哉は何かを悟ったかのように反射的にベルトを持ち去った 「ゴボデスドゾパダゲ」 何を言ってるのかわからない。だが危険な予感はした 影哉「戦う覚悟…か…今はたしかに戦う時かもな」 その瞬間手に持っていたベルトが影哉の体に埋め込まれていく
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