第1章 クウガ編

3/30
前へ
/151ページ
次へ
と同時に影哉の痛みも消え、化け物が迫っていることに気づいた影哉は間一髪で避ける 影哉「あれ…俺こんなに身体能力高かったっけ?」 ベルトが体の中に埋め込まれてから妙に身体が軽い感じがした。と、それも束の間化け物は攻撃を仕掛ける 「ボソギデジャス、クウガ!」 影哉の中に埋め込まれたベルトが姿を現す 影哉「なんだよこの状況…どうすればいい…」 その時影哉は小さい頃、現在も未だ見ている仮面ライダーというTV番組を思い出した。 影哉「たしか仮面ライダーってこういうベルトで…変身!って言ったら…よし、やってみよう… 変身!」 すると影哉は白い鎧に包まれた異形の存在へ変身した仮面ライダークウガ グローイングフォームである 影哉「これで戦えってことか…はぁ!」 その力は人間の物とは思えない物で、化け物を簡単によろけさせる 「ギシャ!」 化け物も負けじとパンチやキックで応戦する。しかし、いつもヒーロー番組の戦闘シーンを見ていたせいか影哉の戦いかたは化け物の攻撃を凌駕する。 影哉「これで決める」 そう言うと影哉は宙に舞い上がり必殺のグローイングキックを浴びせる」 化け物は爆発し、お亡くなりになられた そこへ爆発音を聞いた警官達が洞窟内へやってきた 影哉「まずい!」 影哉はとっさに身を隠す 警官A「さっきすごい音がしたんですが…気のせいでしょう…一条さん」 一条「今のは未確認生命体の爆発音で間違いないんだが…とりあえず一旦長野県警本部に戻ろう」 警官達は長野に帰ったらしい そして今度は一緒に洞窟に来ていた他の生徒達が影哉と合流する 生徒A「大丈夫だったか!?」 生徒B「化け物は死んだみたいだな…」 影哉「…帰ろう…俺たちの家に」 こうして今日はもう日が暮れているためそれぞれの家に戻った。 これがすべての始まりとも知らずに
/151ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加