第2章 アギト編

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生徒達はトキの上野毛を引っ張り、トイレの便器に近づける 生徒「ほら、さっさと飲めよこの水を!ほら!」 トキはそれに反抗する 生徒「生意気だな、やっちまおうぜ」 生徒は蹴りを浴びせる トキ「ぐは…」 生徒「こいつ泣いてやがる、もういい、行こうぜ」 すると生徒達は女子トイレから誰にもバレないように立ち去る そう、ここは女子トイレ。彼らはここに来た女子にトキが変態だと思わせるつもりだったのだ トキ「…」 ガチャ 運の悪いことに女子生徒が入ってくる 「うわ、何こいつ!きも!」 「死んじゃえ変態!」 こんな一日が続き、下校時刻となった トキはこれ以上いじめられる訳にはいかない。そこですぐに帰ろうとした。しかし下校中、不良生徒達は待ち伏せしていた トキ「あんたら…小学校の頃からそんなんじゃ救えないな」 生徒「んだとこら!」 「何やってんだよ」 そこに影哉が通りかかる 生徒「げっ…」 影哉「大丈夫かトキ?で、お前ら何してんだ?」 その時生徒の一人が影哉を殴る 生徒「おい、お前!やめ…」 影哉「へぇー、今殴ったよな?それに俺の従兄弟を手を出すとは、良い度胸じゃないか」 生徒「それは…」 その後、不良生徒達がどうなったかは言うまでもない 影哉「痛みはあるか?」 トキ「ごめんね…今は大丈夫だよ」 影哉「そうか、なら良かった」 トキ「…どうなの、未確認生命体は」 影哉「さっぱりだよ、俺には何もわからない」 その時、近くで爆発が起こった 影哉&トキ「…」 ウー!ウー!パトカーがやってくる。 警官「G2システム、起動開始」 するとG2システムと呼ばれるロボットが現れる G2「モクヒョウカクニン、ハイジョシマス」 しかし、そのG2システムでは歯がたたなかった G2「キドウ…テイ…シ…」 警官「くそぅ…」 「はぁ!」 そこへ何者かがキックを入れる 「のぉぉぉぉ」 ドガァァァン その一撃により、怪物は爆死した 警官「あれは…クウガと…」 そこには赤い鎧をまとった英雄、クウガと まだ誰も見たことがない、金色の戦士が立っていた
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