第2章 アギト編

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一条「僕は一条という長野県警の刑事だ。君の兄の影哉君とは共に野々村事件に関わった仲でね、そこで君のその…クウガに似た力を研究させてほしいんだ」 トキ「けどこのベルト取れないんです」 一条「大丈夫、身体検査だけだから」 警察達が通りすぎた後、爆死したはずのアンノウンはまだ生きていた アンノウン「全く、あの程度とは」 「しかし、良かったな死なずに」 アンノウン「その通りだ、下手したら死んでいたかも知れん」 「いくら大昔にクウガを葬ったからといって油断は出来ぬな」 トキは一条と共に警視庁で話をしていた 一条「というわけなんだ」 トキ「つまり、敵の狙いは僕と同じ力を持つ人間達?」 一条「あぁ、その可能性が高いんだ」 一条の話によれば敵はアギトと同じような能力を持つもの、そしてその力に覚醒する可能性があるものを抹殺しているようだ 一条「つまり君にも危害がいつか加わるだろう…その時は」 トキ「G3システムと共にそれを撃退してほしい」 一条「そういうことだ」 トキ「…わかりました」 その後トキは再び大阪の自分の家へ一条により送られた トキ「ありがとうございました…敵の狙い…」 ザッ トキ「誰だ!?」 しかし、物音の正体は姿を現さない トキ「くっ…変身!」 トキはアギトへ変身した アンノウン「ばれていたのか」 トキ「そこか!」 ガシッ トキ「ぐわぁぁ」 アギトは腕を捕まれ、握りつぶされる トキ「く、くそ…」 その時昨日と同じくG3が到着する 「今助けます!」 バシュン! アンノウン「なっ…」 トキ「ありがとう…ん?」 トキのベルト、オルタリングが赤へ変わる トキ「たしか兄さんはベルトの色が変わった時、姿も変わったって」 するとトキはアギト フレイムフォームへ変わる トキ「おお!」 フレイムフォームは力が強く、今回のアンノウンにも十分対抗できる。 トキ「いける!」 アンノウンの反撃を食らいそうになるが、それは全てG3の援護射撃により防がれた 「今です!」 トキ「はい!」 トキはフレイムセイバーを取りだし。アンノウンを一刀両断にする アンノウン「ぐわぁぁぁ…おのれぇぇぇ」 トキ「やはり…アンノウンの狙いはアギトなのか?…」 「大丈夫ですか?」 トキ「貴方は…」 「僕は緋色 望(ひいろ のぞむ) G3になっていた者です」
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