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どう考えても未確認生命体の生き残りとは考えにくい
影哉「なんで…未確認生命体が今になって…!…俺ちょっと行ってくる!」
影哉は急いである場所に向かった。そう、始まりのあの洞窟へ。入り口は閉鎖されていたが少し隙間があり、痩せている影哉の体ならギリギリ入れた
影哉「頼む…俺はどうすればいい…教えてくれ!」
やはり返事はない。影哉は繰り返し同じ言葉を続けるが、無駄のようだ
諦めて帰ろうとした瞬間
(……バ……リ)
影哉「え!?」
(邪悪なる者あらば 希望の霊石を身に付け炎の如く 邪悪を打ち倒す戦士あり)
影哉「希望の霊石…まさか」
影哉には何の事かがよく理解できた。自分の体のベルトのことだ。となればあの怪物を止めれるのは自分しかいない。影哉はそう思った
影哉「…」
そして街に再び未確認生命体が現れた
一条「撃ち方始め!」
バンバンバン
銃撃音が響き渡る
「ギシェァァ!」
「うわぁぁ」
未確認生命体の攻撃に警官は次々と倒れていく
一条「ここまでか…」
影哉「一条さん!」
一条「影哉…今のお前では無理だ!」
影哉「いえ、俺がやります…たしかに戦うことは怖い…まだ慣れない…けど気づいたんです。未確認生命体に対抗できるのは俺の…このクウガの力だけだって!だから俺…決めました。大切な人達が傷付くより自分が犠牲になる方がいい!皆の笑顔は俺が守るって!」
その瞬間一条の頭の中にあの青年との戦いの記憶が甦る
影哉「だから見ててください!俺の…変身!」
すると影哉は今までとは違う。赤い鎧に包まれたクウガ マイティフォームへ変身した。
影哉「はぁぁぁ!」
影哉のパンチが未確認生命体の胴体を直撃する。それに合わせ未確認生命体も後ろへよろける
「ギシェァァ」
未確認生命体の攻撃と影哉・クウガの攻撃は一進一退の攻防を繰り返す
一条「神経斬裂弾!?一発残ってたか…離れろ!火野!」
一条の銃口から神経斬裂弾が放たれる
「グシァァア!」
それは見事に未確認生命体に命中した
一条「今だ!」
影哉「はい!」
影哉は渾身の力を足に込めて必殺 マイティキックを繰り出す
「ボソギデジャスス」
未確認生命体は爆発を起こし消滅した
影哉「やった…」
一条「五代…お前の意思は、この少年に託されたぞ」
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