第3章 龍騎編

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羅王「俺を見たライダーは立ち向かうか逃げるかのどっちかだ…だがお前は硬直したまま動かない。だいたい考えてることは察せる。悪いがそんな奴に興味はなくてな…じゃあな」 羅王は帰っていった 直人「なぜ…なぜなんだ。なぜ誰も俺のことをわかってくれない!」 直人はその場に崩れ落ちた 直人「うっ…」 気が付くと直人は自宅のベッドの上にいた 直人「なぜ…俺はあの時…」 「気が付いたか」 直人「誰だ!」 「俺は岸辺 啓介(きしべ けいすけ)」 直人「俺と名字が同じなのか」 啓介「そりゃね、俺はあんたと岸辺小百合の息子だから」 直人「小百合!?」 啓介「あぁ、あんたは将来小百合さんと結婚し、幸せな家庭を築くことになってる。俺はそんな未来からあんたを救うために来た。この力でな」 すると啓介はエイの紋章が入ったカードデッキを取り出す 直人「仮面ライダー…ライア」 啓介「その通り」 その頃 「ちょっとトイレ行ってくるわ」 「おう!」 キィィィン 「なんだこの音」 「ギャァァァア」 「う、うわぁぁぁ!」 「おーい待たせたな…て…何処行ったんだあいつ」 街では、次から次へと市民達が行方不明になるという謎の事件が起きていた 「うわぁぁ!助けてぇ!」 「は!」 一人の女性が市民を助ける 「大丈夫ですか?」 「は、はい!」 「じゃあ、早く逃げて!」 「あ、貴方の名前は」 「私?大道寺莉奈!火野影哉の彼女。そして…変身!」 すると莉奈は仮面ライダーファムに変身し、ミラーワールドに入る 嵐「いってぇ…あの野郎」 嵐は学校から帰宅しようとしていた 「ぼっちゃま、二人の方が用があると来ております」 嵐「え?」 すると車から二人の男性が出てくる 直人「お前がゾルダか」 嵐「もしかしてお前…ナイト?」 啓介「どうも、俺はこういう者だ」 啓介はカードデッキを見せる 嵐「まじかよ…」 直人「とりあえずお前の家で話を色々伺いたい。いいか?」 嵐「まぁ…好きなようにしてください…おっさん達」 直人「誰がおっさんだ」 嵐「じゃあ中年さん」 直人「だから」 嵐「おっちゃんはどう?それともクソジジー」 直人「いい加減にしろ」 竜見「やった!やっと契約…の、ぁぁぁぁぁ」 竜見が契約したドラグレッダーが黒く濁っていく
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