第4章 ファイズ編

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颯人はオルフェノクに必殺技クリムゾンスマッシュを決めた オルフェノク「ぎゃぁぁぁ」 オルフェノクは青い炎に包まれ消えて行った 颯人「ふぅ…にしてもまた3名社員が…」 颯人はオルフェノクに殺られたライオトルーパー(社員達)を見つめる 颯人「一体いつから…こんなことになってしまったんだ…」 一方ある場所では… 「また…仲間が一人…」 「だな」 彼らはオルフェノクの一員であるが他のオルフェノクと違い、人間と共存したいと思ってる者達であった 「どうする?清治」 亀野「わからん…」 彼は亀野 清治。以前仮面ライダーベルデとしてミラーワールドで戦っていた者だ 亀野「まずよぉ!なんで死んだはずの俺たちが生きてんだよ」 莉奈「それが…オルフェノクなんじゃないかしら」 彼女は大道寺莉奈。同じくファムとして…そして火野影哉の彼女であった人物 莉奈「死んだはずの人間が甦る…なんか嫌な現実だね…」 「そうかもしれない、けど僕たちはそれを受け止めるしかないんだ」 亀野「お前はのんきだなぁ…篤人」 篤人「…」 馬場 篤人(ばば あつと)彼も交通事故で死んだはずの大学生で、莉奈や亀野達と共に人間との共存を目指していた。だが現実はそう甘くなかった 篤人「俺たちが行っても…怪物扱いされるからね…」 莉奈「一生このままなのかな?」 莉奈は泣きそうな目で言った 篤人「大丈夫だよ!きっと…いつか…」 その頃スマートブレイン 颯人「なぁ、社長…」 社長「どうした?」 颯人「俺ももうこの会社に来て3ヶ月は経ちますよ?そろそろオルフェノクの正体教えてくれても…」 社長「そうだな教えておこう」 颯人「よし!」 社長「次の任務が終わったらな」 颯人「あの…いつもそう言って逃げてません?前もそうだったし」 社長「知らんな」 颯人「はいはいわかりましたよ~…」 颯人は社長室を出た 颯人「全く…どうするものやら」 颯人は歩いていると、近くから声が聞こえた 「ウラワァァァァァ…」 実験室からだ。颯人は実験室を窓から覗く 颯人「またか…」 そこには人間達が、あるベルトを装着しては砂となって消えていっていた 颯人「厄介なベルトだな」
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