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カイザドライバー。現在開発は最終段階に来ており、あとは装着者を見つけるだけなのだが、適合した者でなければ、装着した際に砂となって消えてしまう恐ろしいベルトだった
その実験が今行われているのだ
「ウワァァァア」
颯人「…」
颯人はその光景を目にし、発する言葉がなくなった
颯人「開発のためにここまでしなくても…」
「キャァァァ」
その中にはまだ幼い少女や子供達もいた
颯人「何だろう…何かモヤモヤする」
最近、颯人はスマートブレインのやることに何か不信感を抱いていた。何かが違う…何かが間違ってる。そんな感じがしてならないのだった
颯人「まぁいいや、とりあえず自室で休もう」
颯人は自室を戻り、しばらくの休息を取ることにした
社長「やはりライオトルーパーの性能はまだまだだ」
社員「やはりG3の能力を元に作ったのでは無理がありましたかね?」
社長「G3Xならともかく、G3自体の性能はあれだからな…更に量産性を考え更にコストをダウンさせたことで戦闘能力は見るも同然…ちょっと特殊は武装をした兵隊といったところだ」
社員「かと言ってG3Xは国会議員の緋色が持っているため情報が薄いですね」
社長「とりあえず強化案を考えろ。もしくは新たなベルトの作製を急げ」
社員「了解」
その頃街では、オルフェノクが暴れていた
オルフェノク「ウルェェア」
篤人「やめろ!」
篤人がそれを止めに入る
オルフェノク「邪魔だ!」
篤人「ちっ…なら」
篤人もオルフェノクへ変わる
ホースオルフェノク。剣技を中心に戦う騎士のようなオルフェノクだ
篤人「はぁぁぁぁぁぁ!」
篤人は剣をオルフェノクに振り回す
オルフェノク「ギェァア」
篤人「さぁ、おとなしく帰れ!」
オルフェノク「ちっ…仕方ない」
オルフェノクは何処かへ去っていく
少女「痛いよぉ…」
篤人「!」
篤人は変身を解除し、少女の足を塞いでいたガレキをどかす
篤人「もう大丈夫だよ!」
少女「うわぁぁん!さっきの怪人だぁぁ!」
篤人「あっ…ちが…」
篤人がそう言う前に、少女は走って逃げる
篤人「危ない!」
少女「きゃぁぁ」
ドーン
少女は横から走ってきたバスにはねられた
篤人「何故だ…なぜこうなってしまう…」
「大丈夫か!」
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