.。o○夏から秋へ.。o○

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司を睨んでたけど、 ふ…と、あることに気付いて… 慌てて目を反らした間抜けな私だった。 「あっ、ゴメン…」 「葵ぃ。可愛すぎるんやけど…」 「もう!いいけん、はよう洗えば?のぼせる…」 司が、やっと 洗いはじめたから ホッとして安心してると、 ーーチャポン… 音がしたと思ったら、 近くに来てて、後ろからスッポリと包まれてしまった。 「早い…こと、無い?」 「こんなもん、やけど?」 ……そう言って 肩に優しく、口付けてくる。 「声が、響くよ?…イヤ」 「……ちょっとだけ…」 そっと呟くと 手もゆっくりと 凹凸をなぞるように 滑らせるようにして動かす。 漏れてくる声が… 自分の声が反響して 余計、恥ずかしくなってくる。 「…っ……イヤ…もう、でよ?」 「…うん。ほな、いくなぁ」 「……うん」 ホッとして 司が出ていくのを待とうとしてたら、 そのまま抱き上げられてしまった…。
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