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「葵ー!こっちー!」
「あ、由貴と雅人さん」
「……あの2人って、似とうよな?なんか……ムダに明るいよな…」
「プッ、司…雅人さんに言うよ?……でも、似とうかも」
「ハハ、やっぱ…そうだろ?」
顔を見合わせて笑ってたら、
怪訝そうな顔の由貴達が私達の方に向かって歩いて来る。
「ちょっとぉ。なに言よったん?……葵ぃ、高岡先輩も!」
「おい!司…また、変なこと言よったんかよ」
ーーヤッパリ
似てる!って思って司を見たら
司も同じように私の方に向いて笑っている。
「やっぱりー!」
「やっぱりかよー!」
ハモった2人の顔まで同じように見えてきて…
ツボって、また笑ってしまった私と司。
「……ホンマにお前らって、サイコーやな?あー、腹イター!」
「……つ、司ぁ~、バレるってぇ」
暫く、司も私も笑いが止まらなくって
由貴と雅人さんに睨まれてしまった。
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