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阿波おどりのぞめき溢れる夜の出逢いから、
もうどれくらいの年月が経っただろう。
もうずいぶん経った筈なのに、色あせることなく胸の奥で輝いている。
目を閉じるとすぐに浮かんでくる。
あれから私と司は、
幸せな時間を一緒に過ごし…
私は病気になることはなかった。
私の願い通り、
司の最期の一瞬まで一緒に過ごすことができた。
司が旅立ってしまったけど、寂しくはない、
きっと、
出逢ったときと同じように
司が迎えにきてくれるから…。
あの日、司が言ってくれたように……。
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